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2024/11/25(Mon)13:28
2008年7月、急に決意し、長年の悩みであったワキガ手術をしました。 珍しい経験だし、人生が大きく変わる体験な気がしたので記録することに。 “再発しないこと”“傷痕がきれいになること”を願って、これからの経過を書き綴っていく予定です。
2024/11/25(Mon)13:28
2008/08/06(Wed)10:41
まず、麻酔がきれてくると結構痛い
痛み止めももらってるけど、二日分なので大事に飲まないと。。。と、
かなり痛くなるまで我慢してから飲んでいた。
肩から肘までは固定されていても肘から下は動かせるので
そんなに困ることはないはず、と思っていたがそれは甘かった。
両方の手(指先)を一番近づけても30cmくらい間があく(手が短いから)。
これがネックになる小さなことが日常生活の中にいっぱい。
本が読めない。ギリギリ開いて持ててもページをめくれない。
何もできなくても本が読めれば2~3日はあっという間と思っていただけにこれはショック。
左手で歯磨き粉を持っても、右手でキャップを開けられない。
同じくペットボトルのキャップなども。
そして最大の盲点! これが一番困った!
それはトイレでおしりがふけないこと!!
パンツの上げ下げもかなり難しい。
結局ダンナにしてもらうことになるんだけど、これはかなりトホホな気分。
最初は「すんましぇん。。。」と申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、
段々回数重ねる度「はい、よろしく」と堂々としたもんになっていった。。。
しかしさすがにおしりを拭いてもらうことには抵抗があり、
初日はすごく困った。
かなり痛かったのにちょっと無理してしまった。
(その後血腫ができてるんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、
抜糸の時見てもらうとセーフだった。)
この時ばかりはうちのトイレがウォシュレットだったら。。。と思ったよ。
せめてもっと大きめのゆるゆるパンツを買っておけばよかったな~。
その後は無理して傷が開くよりも
2~3日ならパンツにウ〇チがつく方がまだマシと開き直った
服は、季節がら長袖パーカーをずっと着ているわけにもいかず、
かといって前開きの大きめの夏物の服なんて全くといっていいほど持ってない。
家着のゴムのスカートを胸まで上げてムームー風に着たり、
ダンナのシャツとパンツとかで乗り切った。
裸にシャツでもこの状況では色っぽさゼロ。
外出もしないし、ひとりなら裸族のようになってたかもしれない。
でも両方一度にこの手術をしたら、ひとりでは生活は無理だろな。
たぶん去年くらいまではダンナに自分がワキガってことは言えてなかったと思う。
こっそり手術しようと思うもやはり金額がずっとネックになっていた。
いつの間にかなんとなくじわ~っと伝えたと思うけど、ほんと言ってよかったー。
ものすごく助かった。
いつかまめ太の恩返しをしないといけない。
薬が効いている時は痛みもなく、家事も何もせずボーッとしてればいいなんて、なんてラクなんだろうと思っていたけど、座った体勢ですることがないのはかなり苦痛!
ゴロゴロ寝れるならまだいいけど、脇のパットがずれる感じがして激しく痛いので呑気に寝てられない。
椅子に座るのも、肩を張った状態の高さに肘が置けないとすごく疲れるので、
いろいろ工夫してちょうどよい高さの肘あてを作ってもらい、ずっと置物のようにそこに鎮座していた。
テレビもずーっとは飽きるし、寝るのも辛いし、かといって夜が更ければ眠くなるし、
とにかく限界まで眠たくなってからベッドに行く。。。という風にしないと痛くて眠れなかった。
たぶん三日間、熟睡はしてなかったと思う。
ご飯もダイエット中だったので自分用に玄米雑炊をたっぷり作ってたけど、
ナンプラーをいれたりカレー粉をいれたりして味にレパートリーをつけてもあまり食べれなかった。
というのも、体が辛いとやはり精神力もダウン。
じっとしてるだけで悶悶とストレスが溜まり、
ダンナに用意してた高カロリーレトルト食品を結構横取りして食べてしまった。
結果、三日で2kg太りました
自分のためにしたことだけど、この三日はどんよ~り辛かったな~。
そうそう、電話もとれないし。
手術直後は麻酔もあり緊張感もあってか、腕を耳のところまで持っていくことができたんだけど、
その後は痛くて小さな携帯を耳まで持っていくのは無理だった。
これで着信を無視してたのもストレスのひとつだったかも。
できればみんなに「しばらくワキガ手術するんで連絡は無理」って言っておきたいところだけど、
さすがにそれはちょっとできない。
かといって「手術する」とだけ言ったら心配されるだろうし、
もっとちゃんとした言い訳を準備しておけばよかったと後悔。。。
でもいろんなことが、やはりなんといっても三日間のことなので
すぐに忘れられる辛さ。
3日目の朝が来れば固定が取れる!
前の晩は遠足の前のように嬉しくて待ち遠しかった。
これが固定中の写真。
なんか小さいな。
まだまだ技術がともないません
腕は普通にしててこの状態。
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